Story商品にこめた想い
はにわの里のゆず
千葉県芝山町の山あいに五木田さんの畑はあります。紀州の原種の「はにわゆず」は皮が柔らかく、苦味が少ないのでお気に入りの柚子です。ご夫妻は高齢なので今年が最後かもと言われていますが、ありがたいことにそこから何年か経過しています。収穫のお手伝いのつもりで畑に行きますが、高枝バサミの操作がむずかしく、ほとんど五木田さんに取ってもらっています。軽々と枝を切りあっという間に作業が終わってしまいます。
見た目のかわいさと歯ごたえ
皮は生のままキューブ状に刻みます。苦味の少ない「はにわゆず」だからこそできるカットです。ひたひたの水に皮を一晩漬けておくと、汁がとろとろになっています。実と種も同じく漬けておき、ガーゼで絞ります。機械ではできない繊細な作業で、透明度の高いつやつやのマーマレードに仕上がります。
寒い日にあたたまりたい
柚子茶のようにお湯に溶かしてホットドリンクでいただくのがおすすめです。皮のつぶつぶ食感も楽しめます。甘酒やココアに加えても。チョコレートのケーキやアイスクリームに添えたり、ココアビスケットに挟んだりするのもよい組み合わせです。水に溶かして製氷皿で凍らせれば、見た目もきれいな柚子氷ができます。
